うららかびより

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アジアラウンド第三戦:対韓国代表@東京ドーム

「勝負事のある日は、もう金輪際カツは食わん」と、固く心に決めた私です。観戦からようやく戻ってきました。集中して何時間もみていたせいか、頭が少し痛みます。
既に報じられている通り、2対3で敗戦。
石井弘寿はカレーパン食って反省しろとも思うのですが、やはりそれ以上に痛かったのは、私が日本の攻撃の合間に相川と俊介のキャッチボールをチラ見していたこと…って、それは痛い違い(遠い目)。
まじめな話、2回以降点が全く取れなかった、という事実が重かった。それはなぜかと考えると、長打が欲しい場面で、悉くヒットが出なかったことかなと思いました。
2回まではまず出塁→次でつないで→さらに返すという流れがきれいにできていたんです。川崎のホームランも良かった。しかしそれ以降は、韓国の投手陣にピシャリと抑えられましたね。さすがあちらさんは、メジャーリーガーぞろいなだけあります(日本も負けてませんが)。ランナーを貯めて西岡のヒットで追加点だ!…と思ったら、ライトの超ファインプレイで御破算になったのも、痛かったなあ。しゅんとしていた韓国が、よみがえりましたもの(西岡は今日も調子よかっただけに、悔しいです)。
それから、スンちゃん。さすがに元チームメイトの俊介や藤田には抑えられていましたが、最後の最後でよくがんばりました、ということで。試合後にヒーローインタビューを受けるスンちゃんの姿、悔しくて見られませんでした。ちょっと前なら、ロッテの人としてその活躍も素直に受け入れることができたでしょうけど…。
アジアシリーズ決勝でも、ボール先行でサムスン相手に予想以上に打ち込まれていた俊介。今日も終盤苦しんでましたね…。彼の球はけして早くないし力でねじ伏せるタイプではないから、見切られるとつらいのかな…でもそこを知恵と工夫でサバイブしていく姿が、わたしは好きなんですけどね。でもトータルで観たら、調子はまだ100パーセントではないにしろ、よく投げていたと思います。
藤田と球児、杉内、大塚のピッチングが見られたのは、嬉しかったです。藤田以外は、はじめて生で見られました。実は今日の試合、個人的なハイライトは5回の藤田対スンちゃんでした。ビシッとスンちゃんを打ち取ってみせた藤田。自分の役割を果たし、涼しい顔でマウンドを後にする彼が、とても誇らしく思えましたね。ペナントレースでも、よろしく!
イチローが打席に立つと、360度からフラッシュがたくさん、たかれていました。すごいことをさも当たり前のように、平気でやってのけるイチロー。生で観ると想像以上に、存在感のすごい選手でビックリ。所作すべてに注目が集まり、ファインプレーのたびにため息が漏れます。でも打撃については、納得していないのだろうなあ…。
王ジャパンはどうも、打線のリズムが悪くなると、リカバリーできずにズルズルと、悪い雰囲気を引きずって行ってしまうようです。なんかどっかで観た覚えがあるなあと思ったら、サッカーのアテネッコに似てるんだ、この感じ…。内野の辺でキャプテンシーを発揮してくれる兄貴的存在とか、代打で流れを変えられる、スーパーサブ的役割ができるのは、誰かなあと、少し考えてしまいました。
あとは…個人的希望としては、終盤追い詰められて打者に焦りが感じられたときに、新井さんと今江が観たかったです…。うーん、消化不良だ…。
良かったのは、黒田さん以外にけがで離脱した人がいなかったこと。それぞれにたまった鬱憤はアメリカではらすような活躍をしつつ、元気に戻ってきてください!
というわけで、今年最初の野球観戦は、ほろ苦いものとなりました。次はいつ行けるかな。ドームだけに巨人戦の前売り広告がでていましたが、31日の横浜戦なら仕事帰りに行けるかも、と少しまだ悩んでおります。