一晩明けたAOQLOはミッチェルガンエレファント状態
AOQLO詳細版(無論J.B.Antennaガンバ版でもOK)の今の状態、画面キャプチャしたいくらいに光輝光輝光輝で、ピカピカ輝いてますよ。すごいなあ(笑)。思えばこの人も、前所属チームが柏ってだけでちょっと穿った目で見られてしまうところがありましたからね。ガンバのサイドアタックって、前々からサイドバックの個人技にまかせっきりで、フォローが少ないのが難点で。プレイの精度どうこうだけでなく周囲のフォローがなくて損をしている点も有ったとおもいます。家長は元々抜群の個人能力をもっているし、二川が中盤にいる時はさり気無くフォローもしていた。でも右はそれが少しかけていた。何往復も上下運動しても、その全てが報われるわけではない。これはサイドバックの宿命だと思うけど、それでもちょっと残念だなあと思ってました。
そりゃあたまに私もムキーと切れてしまったこともありましたけどね。サッカーって、必ずしも個人の1個のミスだけで負けるわけじゃなくて、それ以前の周囲との連携や、相手とのパワーバランス云々も絡んだり、常に原因は複合的なのにね。「成長して欲しい！」という思いのこもった厳しいブーイングとは違って、安易な個人叩きは一時だけスカッとするけれど、何も生み出さない。分かっているつもりになっていたのに、結局つもりだけだったかと己を反省しきりです。
３トップの存在が日増しに大きく取り上げられるようになってきたのにつれて、まず中盤とバイタルエリアを塞いで、彼らの動くスペースを封じる作戦に出るチームがこれからも多くなってくると思います。そのときに鍵を握るのは、遠藤&橋本のボランチコンビと、家長&光輝さんのアウトサイド。つうわけで、今後もよろしく頼みます！*1
しかしあの素晴らしいバックヘッド！FWでもなかなか狙って出来ないよ、アレは(笑)。テレビの映像だけでも、良いもの見たと思ったので、現地観戦組の皆さんは相当だったでしょう。正に眼福。
マスコミ各紙の反応
☆「Ｇ大阪、２発ナベ様で鹿島と１差／Ｊ１」(大阪ニッカン)
オイオイ、新しい「様」が生まれちゃったよ(笑)。おまけに、フタ様よりも先立ったか(笑)。しかしFW陣が激しいプレッシングに苦しめられててこずっても、新しいヒーローが生まれるこの状況。今優勝しないでどうする!?こんなガンバはいまだかつて味わった事が無いですよ。だからときどき妙に落ち着かなくなったりする発作が…ちゃんと受け入れろっての、私。
☆「Ｇ大阪３年ぶり横浜倒し首位に１差／Ｊ１」(日刊スポーツ)
３年ぶり…道理でこのカードにはいやな思い出しかないわけだよ。
☆「Ｇ大阪“劇勝”首位と勝ち点１差 J1第21節」(スポニチ大阪版)
大黒にとっては、これが対横浜F・マリノス初ゴールだったんですね。札幌時代の恩師、岡ちゃんの前で良い仕事が出来てよかった。ちょっと後ろの方には、そんな大黒と松波との逸話も乗って載ってます。しかし松波も、ベンチ外だったとは言えまだまだ老け込んでもらっちゃあ困る。FWはちょっと人数不足なポジションだし、一個人としてもまだ彼の力も必要です。ルーキーの頃、礒貝にヘラヘラくっついてた頼りない男とは、いまや別人ですからちゃーんとストライカーとしての牙は研いでいると信じてますけどね。
宮本の移籍話は、ハナからガセだろうと思っていましたが…まあ、関心を持つならタダだし自由だってことで。もちろん、本人はまだ海外移籍を望む気持ちが強いようだけれど、タイトルを取ってからでも遅くないから。宮本のガンバに対する貢献度を考えると、最後にガンバで苦労だけでなく大きな喜びをも味わって欲しい。これは大黒も然り。
☆「２戦ぶり大黒弾！Ｇ大阪迫った１差」(スポニチアネックス)
上の記事と内容は似通っていますが、こっちは横浜F・マリノス視点からの記述もあり。リーグ戦３連敗かあ…。ナビスコカップできっちり勝っているから、あんまりドツボに嵌っているイメージは無いし、機能は守備の意識が高く大いに苦しめられたようだから、特に意識すべきものではないかなと思います。３年ぶりに勝った負けたが入れ替わったっていっても、去年のガンバと今年のガンバは全く別物だし。
しかしやっぱりF・マリノスは、守備から組織と意識を再構築して行くチームなんだなあ。下半身からどっしり安定して、浮つかない。きっちりとチームとしての顔がある。そこらへんに岡ちゃん就任以前から連綿と続く、重い伝統を感じます。
☆「スランプ完全脱出！Ｇ大阪大黒弾／Ｊ１」(大阪ニッカン)
後半３７分にＤＦ実好と交代した際には「僕が交代すると点を取られることが多いので気をつけてください」と注意を促した。
むーん…言われて見れば。ガンバは安易に守備固めに入って引いちゃうと、かえって痛い失点を喫する傾向がありますよね。今回だって別に實好個人が悪いとか、そういうことではなく。前に行く流れを断ち切らずにやってった方が良いのかもしれない。そこらへんは、おとっつぁん任せたよって感じで。
☆光輝スマイル@J'sGoal
この人の笑顔って、なんか良い意味でチビッコみたいだなあ。密かに「この顔が好み」っていう女子サポが多いのも分かる気がする。わたくしはもうなにわのイノッチ・山口智ひとすじ(ゴンタロはレンタル中なので除外)ですけども、実は光輝さんも割りとその次ぐらいに好みのお顔だったりします、へへへ(笑)。
☆マッチレポート(J'sGoal)
去年までは、「らしいサッカー」をさせてもらえる環境で無いと勝てない、という現実がありましたね。それで何回、煮え湯を飲まされてきたことか。選手も悔しいと思うけれど、ここ３年くらいは、日産スタジアム帰りは本当に恨み節ばっかり話してた気がしますよ…。次はナビスコ。ホーム&アウェイ２回戦は、先に白星をとったほうが有利だから、１stレグをこの勢いのまましかも万博で戦えるのは、改めてとてもラッキーなことだと思いますよ。残念ながら２ndレグは10月と、ちょっと間が開いてしまうけれど、是非勝って乗り込んで、日産スタジアム初勝利と行きたい！
☆試合後の各選手コメント(J'sGoal)
アラさまは本当にうちに来て1年目の選手なんですか(笑)。フェルもそうだけど、5,6年くらい在籍してる勢いの親しみを感じますよ。失点に関しては、宮本がきっちり気を配っている(今日はテレビ出演していたけど、あの後ちゃんと休めたのかな？)から、大丈夫かな。私は観てないからあれこれ言えないッス。
☆おとっつぁんのコメント(J'sGoal)
興奮のあまり、久々に２タフ入りましたフゥーッ！…とまあそれはともかくとして、「なんとなくペース、リズムは握っているのに、先制される。これが悪い意味でうちの形になってしまわないよう修正しなければ。」という指摘については同意。
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おまけ：今週の困ってしまう見出し
web上のソースがなくて残念ですが、今日付けの日本経済新聞朝刊スポーツ面の、G大阪対横浜Fマリノス戦の見出しは「秘蔵っ子 渡辺二発」でちょっと笑えました。秘蔵っ子っていうと、欽ちゃんの秘蔵っ子ことチャチャを思いだしてしまう私は、完全にババア。
*1:松下も入団時は右が出来るというふれこみで入ってきたし、もちろん左には児玉がいる。彼らにも期待したい
