うららかびより

家族のこと、趣味のこと、その他いろいろなこと

戦争と平和とおじいちゃんと

帰り道セブンイレブンで、噂の模型「世界の艦船ローレライ」を1個買ってみた。入っていたのは小型潜行挺「海竜」。小説版では折笠と清永が、わけあって海底に沈んだナーバルを回収するために搭乗する。嬉々として組み立てたものの、戦時下においてこの船が「何のために」200機生産されたかを考えると、暗澹たる思いにかられる。
今日はおなかいっぱいで食べられなかったが、懐かしいドラえもんどら焼きを貰った。まだ私たち一家が品川に住んでいたころ、母方の祖父が買ってくれた思い出のおやつ。京都から遊びにくるたびに弟と私とを散歩に連れて行ってくれて、道すがら買って貰ったのがこれだった。めったにおねだりしない子供だったけど、嬉しかった。
そんな祖父が亡くなって6年になる。祖父の最後の記憶では、私は就職も決まらず段々心が崩れていった課程で止まっている。今の姿を見てもらえたら、少しは安心してくれたろいか。その愛情に、どれだけ応えることができていただろうか。