うららかびより

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今更ながら、対U22エジプト代表戦を振り返る。

情報ソース:☆「U22代表はエジプトに完敗」(スポーツニッポン)
☆「U22日本、黒星も五輪へ「大収穫」」(日刊スポーツ)
☆「U−22日本、メダル候補のエジプトに敗れる」(サンケイスポーツ)

現地時間10日にエジプト・アレクサンドリアで行われた対U22エジプト代表戦は、既報どおり1−3で敗戦を喫しました。唯一の得点は、後半16分、石川直宏君の右CKから原竜太君が頭で合わせて決めたものだそうです。根本君も阿部君もいませんでしたからね、石川君のCK、新鮮です。観てみたかったなー。
失点は前半立ち上がり早々の3分と、原君の得点で追いついた直後の21分、23分に立て続けに食らったものです…この失点パターン、うちのアホアホチームのそれに酷似しているような…ま、それは置いといて。試合を観ていないので、字面からは追いついておきながらも流れを掴みきれなかった日本と、追いつかれても気持ちで負けずに突き放して見せた、エジプト代表の逞しさが浮かび上がってきますね。
情報ソースとして取り上げた3つの記事のうち、前の二つはほぼベタ記事に等しく、あまり有意義な情報は得られませんが、サンケイスポーツだけは唯一、主将をつとめた森崎和幸君のコメントを取り上げております)。「エジプトは世界3位だけど、差はそれほどない。違いはプレーの精度だと思う」(以上、記事より抜粋)とのこと。
思えば7月のヤング日韓戦@国立も、そうした面に加えて、メンタルタフネスの差がモロに出たから、ああした結果や試合内容になってしまったわけです。自分たちで何が足りないか、きちんと認識しているなら一見改善はたやすそうですが…実際は、どうでしょう。高みに上り詰めれば上り詰めるほど、本のちょっとした心がけの差、一ミリほどの意識の高低であっけなく勝敗が決まってしまう事は、多々ありますしね。国内外問わず、言えることです。「神は細部に宿る」というやつですか。
人間ですから、動き回りながら90分間張り詰め続けるのは難しい。その間おとづれる勝負どころで、力を爆発させられるように時間帯によって抜きどころ、さしどころを掴むのが肝心。それにはそれぞれリーグ戦、ナビ杯などなどの中で、きっちり結果を積み重ねてもらうしかないでしょう。これからもチーム全体で一緒にいるときよりもバラバラでそれぞれのクラブでプレイしている時間の方が圧倒的に多いわけですから。
アテネッコたちも、優勝を経験した那須君や、最後まで優勝争いに身を置いた阿部君、前田君をはじめクラブでも中心として活躍する割合が多くなってきました。もっと自信もっても、誰も文句言いませんよ。山本サッカーで実現すべき事は、すでにはっきりしているんですから、自信を持って実現して欲しいものです。
アテネッコアンテナからもリンクしている佐藤寿人君公式サイトの8月13日付け日記に拠ると、アテネッコたちは同日朝に無事日本に戻ってきたそうです。折角PCを持って行ったのに、寿人君のトランクはアクシデントでエジプトまで届かなくて、日記の更新も出来なかったそうですね…残念。折角の貴重な情報源が…。でも帰りには無事に受け取れたそうでよかったよかった。